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2006年 04月 15日
![]() この本のメインコンテンツはシステム手帳の活用法の紹介です。私はツールカードを集めるためではなく、システム手帳を自作するための参考資料として購入しました。 ただ、当時すでにシステム手帳の周辺製品としてカード型ツール・文具がある程度の地位を確立していたので、ツールカードを特集したページがあったのです。 この本によって、私のシステム手帳のカスタマイズ熱が高まり、ツールカードの購入に勢いがついたような気がします。 ![]() 当然のごとくリーグミニシリーズが載っています(ただし「靴磨き」は不掲載)。そのほか、裁縫セット、テンプレート、潮見表、ポケットレンズ等々。 電子カード(等サイトでは「デジタル系ツールカード」)のページもあって、電子辞書、電卓のほか、ストップウオッチ、ゴルフのスコアカード、電話番号帳、お天気カードなども紹介されています。 この本を見て存在を確認し購入したのが「カルボスコープ」であり、「カードノギス」(後日紹介予定)であり、「MINI-TRAカードミラー」(同)でした。 ほかに、この本の編纂をした「リフィル通信」という雑誌(廃刊)の特集号にも、ツールカード紹介はあります。その話は別稿で紹介します。 2006年 04月 15日
![]() 製品名 : オフィス用ツール CT603 分類 : 文具系 マルチタイプ 無変形型 サイズ : タテ54mm ヨコ85mm 厚さ1mm サイズ評価: 「真」ツールカード 機能 : レターオープナー ルーラー レタースケール 評価 携帯度 ☆☆☆☆☆ 実用度 ☆☆ 面白度 ☆☆ ひとこと CT602に続く「カードツール(CT)」製品。 音楽記号のクレッシェンド(またはデクレッシェンド)のような形状の部分がレターオープナーです。 また、丸い穴に棒(例えば鉛筆)を通して、「頭の小さなてるてる坊主の断面」みたいな部分に手紙をはさんでバランスをとると重さが測れるらしいです。 たしか、バブルが崩壊して「失われた10年」(実際は15年だった)といわれた期間に購入したと記憶しています。 関連製品 家庭用工具CT602 レタースケール 2006年 04月 09日
![]() メジャーという道具をいつも持ち歩きたくなったのは、一人暮らしをはじめた学生のころです。 生活道具を購入しようとするとき、ぴったり収まる大きさのものを選択するのにメジャーが有用でした。 しかし常にメジャーを持ち歩くことは、所持品の重量を上げるか、ポケットを余分に膨らませることになるので悩むところです。ふらふらと街歩きしていて、ふいに気になるグッズを発見したときに限ってメジャーを持っていなくて、その場で購入が決断できずに悔やんだことはよくありました。 だから、工具・文具売り場に行くと、できるだけ小さなメジャーを探すのが習慣のようになりました。 結果、小さいメジャーをいくつも持っています。 ここへきて、たどり着いた究極の超小型メジャーがコレです。 本体の大きさは22mm×22mm×8mm。 それまで、相当小さい部類と思っていたPLUSのセット文具「TEAM DEMI」のメジャーでも31mm×31mm×12mmです。 驚異的といっていい小ささでしょう。 「TEAM DEMI」文具陣の中に入れてみました。 ![]() 総じて小さい「TEAM DEMI」軍団(手前の四角いモノが前述したメジャー)の中にあってこの小ささです。 小さいだけあって、長さは45cmまでしか測れませんが、家具を購入するならともかく、これで足りることは多いです。 背面に余計なクリップが付いていて(注:そもそもは伸び縮みするストラップに落下防止クリップが付いているというコンセプトの商品)、そのままではかさばるので私は取り外しました。 ついでに表面のシールがカッコ悪いので、これもはがし、代わりに革を貼り付けました。 さらに、リングをストラップ金具に付け替えて使っています ![]() ここまで小さくて使えるグッズというのは見ているだけで楽しく、現在、屈指のお気に入りです。 携帯電話につけて、いつも持ち歩いています。 2006年 04月 06日
![]() 製品名 : SONY STAMINA電池チェッカー 分類 : 工具系 単機能タイプ 無変形型 サイズ : タテ50mm ヨコ85mm 厚さ 5.5mm サイズ評価: 「正」ツールカード 機能 : バッテリーチェッカー 評価 携帯度 ☆☆ 実用度 ☆☆☆☆☆ 面白度 ☆☆ ひとこと 電池残量をチェックする道具です。単1から単5まで量れます。 厳密に言えばギザギザした多角体なのでカード型と言っていいかどうかややひっかかります。ただ、大枠はカードサイズ大ですし、「カードのように携帯する」という商品コンセプトを感じますので、よしとします。 そのギザギザゆえに、携帯時の収まり・出し入れはいまひとつなので携帯度は低めにしました。 関連製品 BATTERY CHEKER 2006年 04月 02日
![]() 製品名 : カード式ペリカンはさみ 分類 : 文具系 マルチタイプ 変形・分離型 サイズ : タテ54mm ヨコ86mm 厚さ 最薄部0.35mm 最厚部0.7mm サイズ評価: 「真」ツールカード 機能 : はさみ レターオープナー スコヤ 定規 評価 携帯度 ☆☆☆☆☆ 実用度 ☆ 面白度 ☆☆☆☆ ひとこと 2つの楕円に指を入れるとはさみとして使えます。っていっても厚さは0.35mm。市販しているはさみの中で、おそらく世界最薄ではないでしょうか。 ![]() ちなみに、この製品にめぐり合うまでは、最薄はさみはpocket secretary(←イロブンさん)だと思っておりました。 カーディQ2との厚さ比較 ![]() コレを使用すれば、その薄さゆえに正直、皮に食い込みます。十枚も連続して切ったらきっと皮が赤むけてくるでしょう。 ちゃんと厚さを考慮してカード型にこだわった商品開発は好感を持ちますが(関連エントリ→*)、実用性に目をつぶりすぎです。ツールカードの中でもムリヤリ感は屈指の製品でしょう。カーディQ2のはさみを見習うべきです。まあ、物好きなコレクターにとってはたまらん製品ではあるのですが。 ペリカンのように見える(?)ということでこのネーミング。センスのズレ具合もいい感じ出しています。 商品説明についていたコピーも紹介 「アレとはさみは使いよう およそ、はさみに「取扱説明書」がついているなんて・・・ やっぱり21世紀なんでしょうなぁ ナーンチャッテ」 ・・・とても21世紀の商品説明とは思えません。 分離すると「レターオープナー」と「スコヤ」として使えるらしいです。当然、使いにくいです。 ただ妙に精巧にできてます。さすがmade in japan. ![]() 関連製品 カーディQ2 2006年 04月 02日
![]() 製品名 : カーディQ2 分類 : 文具系 マルチタイプ 分離型 サイズ : タテ50mm ヨコ81mm 厚さ5.1mm サイズ評価: 「正」ツールカード 機能 : はさみ 一穴パンチ カッター 評価 携帯度 ☆☆☆☆ 実用度 ☆☆☆☆ 面白度 ☆☆☆ ひとこと このカーディQ2はツールとしての完成度が高いです。切断系文具をコンパクトにひとまとめにし、はさみは、その機能を有したツールカードの中では一番使いやすいと思います。復刻して欲しい商品のひとつです。 ![]() 関連製品 カーディ カード式ペリカンはさみ MILLI S-1 2006年 03月 31日
![]() 製品名 : Post-it Card-Note 分類 : 文具系 単機能タイプ 変形・分離型 サイズ : タテ52mm ヨコ77mm 厚さ2.6mm サイズ評価: 「正」ツールカード 機能 : 付箋メモ 評価 携帯度 ☆☆☆☆ 実用度 ☆☆☆☆☆ 面白度 ☆☆ ひとこと 3MのPost-itの新製品。白と黒の2色あります。 ツールカードの新製品はなかなか出てこないのですが、大手メーカーが出してくれたのはうれしい限りです。 15枚と付箋の数は少ないですが、厚さを抑えたので携帯には優れています。 カバーがついたことで、型崩れや分離といったPost-itの弱点を補っているのもグッドです。 ひと月ほど前に某所で存在を教えてもらったあと、伊東屋はじめ大きな文具店をいろいろ回ったのに見つかりませんでした。先日、丸の内の丸善でようやっと入手しました。丸善でも入荷はつい最近だったはずです。昨日(3/30)伊東屋でも発見しました。陳列棚を見る限り結構売れておりました。 製品のHPは↓ http://www.mmm.co.jp/office/post_it_style/cardnote.html メモのツールカードはほかにも存在します。後日、紹介します。 関連製品 TKS Note Card 2006年 03月 05日
![]() 製品名 : ワイヤーロック 分類 : 日用品系 単機能タイプ 変形型 サイズ : タテ54mm ヨコ81mm 厚さ13mm サイズ評価: 「亜」ツールカード 機能 : ワイヤー錠 評価 携帯度 ☆ 実用度 ☆☆☆☆ 面白度 ☆☆☆ ひとこと カード状の本体からワイヤーを引き出して、本体の穴に差し込むことで錠前になります。ワイヤー部分は使わないとき本体に収納することができます。3桁のダイヤルロック式です。旅行用品売り場にありました。複数の荷物をひと固めにしてまとめてロックして使うと便利なようです。さして大きくないのに携帯度を「1」と低くしたのは、こんな大きさ・形にしなくてもワイヤー錠はできるのではないかと思うからです。ツールカードコレクターとしては厚さをもう少しなんとかしてほしかった。 ワイヤーはするすると引き出し、サイドのボタンを押すと引っ込みます。出したり引っ込めたりしていると、何気に必殺仕事人やスパイの気分が味わえます。それで面白度を「3」としてみました。 2006年 02月 28日
![]() 製品名 : Multi-Purpose Wallet Tool Card 分類 : 工具系 マルチタイプ 分離型 サイズ : タテ57mm ヨコ90mm 厚さ7.1mm サイズ評価: 「準」ツールカード 機能 : ナイフ +ドライバー -ドライバー レンズ LEDライト 定規 評価 携帯度 ☆☆ 実用度 ☆☆☆ 面白度 ☆☆ ひとこと 商品名の中に「ツールカード」の文字が…。 しかし、「ウオレット」という名称までくっついているのはちょっと…、という感じ。普通のウオレット(財布)には入らないですコレ(詳しくは雑記・考察「ツールカードは携帯しやすいのか」を参照)。 ただサイズが大きめの分、ドライバーの使いやすさはツールカードの中では一番ではないでしょうか。LEDライトの電池(CR2032)が交換可なのは高評価。 ![]() 2006年 02月 28日
![]() 製品名 : ポケットガード 分類 : 特殊用途系 単機能タイプ 変形型 サイズ : タテ54mm ヨコ86mm 厚さ5.5mm サイズ評価: 「正」ツールカード 機能 : 防煙頭巾 評価 携帯度 ☆☆☆ 実用度 ☆☆ 面白度 ☆☆☆ ひとこと 火災時の防煙道具。ぱっと開くと頭がすっぽりと入る袋になるようです。煙にまかれないための道具ですが、火にあおられたらかえって怖いことになりそうな気が・・・。 2006年 02月 19日
![]() 製品名 : FLOSSCARD 分類 : 日用品系 単機能タイプ 変形型 サイズ : タテ54mm ヨコ86mm 厚さ1.6mm サイズ評価: 「正」ツールカード 機能 : 糸ようじ 評価 携帯度 ☆☆☆☆ 実用度 ☆☆☆☆ 面白度 ☆☆ ひとこと いわゆる糸ようじ。歯ブラシのとどかない歯と歯の間を掃除するときに使う糸状の道具のことです。 普通の糸ようじは、ひしゃくの断面のような形をしていて、その「コ」の字形になっている部分に弓のように糸が張ってあるものが多いです。しかしこれは、糸がカードの中に収納されており、必要な分だけ引っ張り出して使う形式。右上の穴から糸を引き出して、穴の下方にあるカッターで切り取ります。 2006年 02月 15日
![]() 製品名 : スパイダルコ スパイダーカード 分類 : 特殊用途系 単機能タイプ 変形型 サイズ : タテ54mm ヨコ86mm 厚さ5mm サイズ評価: 「正」ツールカード 機能 : ナイフ 評価 携帯度 ☆☆☆ 実用度 ☆☆☆☆ 面白度 ☆☆☆☆ ひとこと ワンハンドで開くことのできるフォールディングナイフで有名なスパイダルコ社のスパイダーカードという製品。丸い穴に親指をひっかけると片手で簡単にナイフを開くことができます。 ![]() 2000年に入って売り出されたモデルなのでツールカードとしては新参者の部類。ナイフとしての形状は変ですが、ライナーロック付き、刃渡り62mm、刃厚2.5mmと他のツールカードに付属しているナイフと比べると本格的です。バブル期に作られたものとは一線を画しています。これはストレート刃ですが、セレーション刃のタイプもあります。ただ、両品とも早くも廃盤になってしまったようです。 重量は90gとかなり重いツールカードです。 2006年 02月 15日
カード型サバイバルツールの始祖 ミラーのような単機能製品ではなく、マルチな用途があるツールカードも磁気カード普及以前からありました。それがLIFE-TOOLサバイバルカードです。これが日本で売り出されたのはたぶん1970年代前半。米国ではもっと早くから商品化されていたことでしょう。 発売当時、そこそこ話題になったはずです。田舎の子供だった私が欲しくてたまらなかったという記憶がありますから(貧乏家庭のイイ子だった私は「買って」とは言えなかった・・・)。さいとうたかおの「サバイバル」というマンガが人気化し、どんな状況下でも生き抜くスキルがとてもカッコイイことになっていました。 さてこの製品、カード状ですが、当然磁気カード普及以前なのでクレジットカードサイズではありません。ポケットに入ればいいという発想のサイズ。しかし、あきらかに「カード」は意識した商品でした。このサバイバルグッズ系列の製品はその後脈々と受け継がれながら現在に至っております。なお、本品は現在でも販売しております。商品名からしてツールカードの源流の一つといえるでしょう。 2006年 02月 15日
ルーツの一つ「手鏡」 磁気カードの普及どころか、磁気カードが生まれる以前から存在していたカード型のツール。それが小さな手鏡です。 手鏡にはいろいろな形状がありますが、カード状の長方形型は確かに昔から存在しておりました。筆者の小学生時代(1960年代後半-1970年代前半)、こうした手鏡を学校に持ち込んで太陽光を反射させてイタズラをしていた記憶があります。世の中にはそれ以前からあったはずです(ただ、このころは、世間で「カード」といえばせいぜいトランプカードのことだったでしょう)。 この延長線上にある手鏡類は現在でも販売されています。ツールカード史観に立てばシーラカンス的な製品といえるかも知れません。 磁気カード普及以後は、カードサイズ(約54mm×86mm)にあわせた大きさのミラーも登場してきました。素材もガラスではなくステンレスプレートだったりして、こうなるとツールカードのど真ん中の商品といってもよくなります。 (その3に続く) 2006年 02月 13日
日本においてツールカード文化が花開いたのはバブル経済期です。当時システム手帳が流行し、その周辺製品としてさまざまなツールカードが開発されました。筆者が購入を始めたのもこの時期でした。 しかし、それ以前からカード型のツールは存在しておりました。ここではツールカードの源流について考えてみたいと思います。 磁気カード普及以前と普及以後 まず、ツールカードの歴史観について。 磁気(識別)カードが一般に普及し、財布や手帳などにカードホルダーが付属されるというインフラが整う時期がツールカードにおける時代の転換期になります。それ以前と以後で明らかにカードの骨格が異なります。 この時期を境に、それ以降のツールカードのほとんどはカードホルダーに収納することを意識して作られるようになったからです。それ以前のツールカードは、大きさへのコダワリがかなりアバウトです。磁気カードのJIS規格もなく、単に「ポケットに入るカード状の道具」くらいでよかったのです。わずかに「名刺サイズ」という規格がセールスコピーになりえたという程度でした。 現代のツールカードをホモサピエンスとすると、磁気カード普及以前のツールカードはクロマニヨン人、ネアンデルタール人に相当するのかも知れません。しかし、確かにツールとしての機能を持つカード型の製品だったのです。 現在でも、磁気カード規格が意識されていないツールカードが世に現れることもあります。 (その2に続く) 2006年 02月 12日
![]() 製品名 : VICTORINOX スイスカード 分類 : 日用品系 マルチタイプ 分離型 サイズ : タテ49mm ヨコ82mm 厚さ4.4mm サイズ評価: 「正」ツールカード 機能 : ナイフ はさみ ピン つまようじ ピンセット -ドライバー ヤスリ ボールペン 定規 評価 携帯度 ☆☆☆☆ 実用度 ☆☆☆☆ 面白度 ☆☆ ひとこと スイスアーミーナイフメーカーとして有名なVICTORINOX社の製品。ツールカードとしてはどちらかというと後発になりますが、その分完成度は高いです。ツールカードの中ではかなり一般に受け入れられた商品ではないでしょうか。私は常時定期入れ(カスタムメイド)に入れて持ちあるいています。 ![]() タテヨコサイズがクレジットカード規格よりやや小さいのは、厚みを考慮したうえでカードホルダーに入れやすくするためでしょう。「ジャストクレジットカードサイズ」の称号より実利をとったこの配慮はさすがトップメーカーです。 色は数種類あります。 また、LEDライト付の製品も出ています。 関連製品 スイスカードライト 2006年 02月 10日
ツール(道具)とは本来的な用途から考えると、決してカード型である必然性はありません。っていうかカード型なんぞにしたら使いにくいです。それなのになぜカード型のツールが存在するのでしょう? それは、「携帯しやすくしたい」という意図が働いたことは疑いようがありません。商品開発に当たって以下のような発想が背景にあると思います。 「現代人にとって、キャッシュカード、クレジットカード、ポイントカードなどカードは切っても切れない関係にある。これらのカードは必ず持つものだから、いろいろなインフラが整っている。同じサイズにしておけば携帯に便利に違いない」 これは素直な発想だと思います。しかし、見落としがあります。 前半部分に口をはさむ余地はありません。実際、大半の人が何らかのカードを持っています。問題は後半部分です。同じサイズにすれば携帯しやすいだろう、という部分です。 実は、同じサイズにはならないのです。そんなことを言っても見た目は一緒じゃないかって思うかも知れません。そうです。見た目はあまり変わりません。 だけどよく考えてみると、ほとんどのツールには「厚み」が必要なのです。 キャッシュカードなどのデータカード類は「面」の世界で事足ります。なぜなら、データさえ記憶(記録)できればよいのだから…(実際にはデータを格納する極小の厚みは必要ですが)。しかし、道具は基本的に「立体」でなければなりません。つかんだり、はさんだりして使うものだし、ものによっては湾曲しない強度がなくてはならないのです。ツールカードには基本的に道具として使える程度の「厚み」がどうしても必要です。 実際、一部を除いてツールカードのほとんどは厚いです。 多いのは4~6mmといったところでしょうか。数字だけ見るとたいして厚くはありません。ところが、データカードの方の厚みは0.3~0.8mmくらいでしかありません。実に両者の差は5倍から15倍もあるのです。 この厚さの違いというものが「携帯しやすさ」を判断するのに、非常に重要な要素になります。 普通のカード類ってどこに入れていますか? 大抵は、財布、名刺入れ、定期入れ、手帳のどれかでしょう。だけど、それらについているカードホルダー(ポケット)を見てみると、ほとんど厚みなど考慮されてはいません。財布についているカードホルダーなどはほぼ平面といっていいでしょう。 余裕をおおきくとってあるカードホルダーならばツールカードを入れることができるかもしれません。だけど、カードホルダーに無理にいれると入れ物全体の形が崩れるという恐れもあります。 したがって、キャッシュカード等、普通のデータカードの入れ場所として存在するほとんどのカードホルダーは、厚みのあるツールカードの入れ場所としては期待に沿えないものなのです。 ツールカードは、通常サイズの製品よりはかさばらないうえ、プレート型でサイズがほぼ統一されていることが省スペース効果をもたらし、通常の道具より携帯しやすいのは間違いありません。 問題なのは、大半のツールカードが「クレジットカードサイズ」を「売り文句」にしていることです。クレジットカード並みの携帯性を期待できるのは「真」ツールカードだけなのです。それ以外はクレジットカードサイズという言葉から連想する携帯性を期待すると裏切られる結果となるでしょう。 「正」ツールカードなら1枚だけならカードホルダーに収納できることもあります。しかし複数重ねて収納できるようなカードホルダーの付いた財布や手帳はまず存在しないといっていいのではないでしょうか。 結論 「ツールカードは普通のツールと比べれば携帯しやすい。しかし、クレジットカードほどではない」 ※ツールカードをストレスなく携帯するために、私は定期入れ、手帳、財布などを自作しています。また市販品の「ある入れ物」が複数のツールカードを収納するのに便利です。それぞれ、別エントリで紹介する予定です。 2006年 02月 10日
![]() 製品名 : カードゲージ 分類 : 工具系 単機能タイプ 無変形型 サイズ : タテ54mm ヨコ86mm 厚さ0.15mm サイズ評価: 「真」ツールカード 機能 : ゲージ 評価 携帯度 ☆☆☆ 実用度 ☆☆☆ 面白度 ☆☆☆ ひとこと 物の太さ、厚さを測る道具です。溝に測りたい対象物を挟みこみ横のメモリを読めばそのものの太さまたは厚さが分かります。同じような機能を持つカードノギスより簡単に測ることができます(もっともパイプ類の内径を測るのはノギスでないとできませんが)。0.07mmから測れるという精密機器なだけあって1500円とそこそこいい値段になってます。 これは薄いので「真」ツールカードとしましたが、薄すぎて(0.15mm)すぐに曲がってしまいそうなので携帯性はあまりよくありません。ひっかかる部分が多いのも携帯には不利です。普通の「真」ツールカードは携帯度「5」ですが、これは「3」としました。 関連製品 カードノギス 2006年 02月 08日
![]() 製品名 : サプリメントガム TE-A-TE 分類 : 番外 単機能タイプ 分離型 サイズ : タテ54mm ヨコ85mm 厚さ12mm サイズ評価: 「亜」ツールカード 機能 : ガム 評価 携帯度 ☆☆ 実用度 ☆☆☆☆☆ 面白度 ☆☆☆ ひとこと ロッテのサプリメントガムです。これはさすがに「ツール」とは言いがたいのですが、取り上げるには理由があります。 カード型のケースに入ったものは「MINTIA」などのタブレット食品系にいくつかあるのですが、いずれもサイズが小さく、クレジットカードサイズとはいえません。しかしながら、この製品、サイズが54mm×85mmと、クレジットカードサイズを意識したとしか思えないような寸法をしています(※)。厚さが12mmありますからカードホルダーには入らないのですが・・・。 他に3種類あり、全部で4種類あります。 ![]() ロッテの製品紹介ページ(↓) ちなみになぜ「カードサイズ」なのか記載はされていません。 http://www.te-a-te.com/products/gum/index.html よくみたら、商品構成が違ってる。私のは昔のラインナップかも。 バブル期には、カード型の非常食も製品になっておりました。それは所持しておらず、詳細はわかりません。情報がありましたらお寄せください。 ※ちなみにグリコのKissMintもカード型ですが、58mm×90mmと「クレジットカードサイズ」ではありません。 2006年 02月 08日
![]() 製品名 : CASIO FILM CARD SL850 分類 : デジタル系 単機能タイプ 無変形型 サイズ : タテ54mm ヨコ86mm 厚さ1.1mm サイズ評価: 「真」ツールカード 機能 : 電卓 評価 携帯度 ☆☆☆☆☆ 実用度 ☆☆☆☆ 面白度 ☆☆☆☆ ひとこと 今や、カードサイズ電卓は100円ショップでも売っているくらいで珍しさを感じないかもしれません。しかし、この電卓の厚さの項を見てください。1.1mmなんです。商品名のFILMは伊達ではありません。100円ショップの電卓は大体4mm以上あります。ツールカード分類では「真」となるか「正」となるかの違いがあります。 「真」の厚さならまったく他のデータカード類と同様のイメージで携帯できるわけで、それをデジタル機器である「電卓」で実現したところに日本の技術を感じます。カード電卓はデジタル系のツールカードの始祖ともいえるくらい昔から発売されていますが、ここにいたって本当のカード電卓と言えるようになりました。 そして、実は驚くべきことに、これより薄い電卓というものが存在します。それはやはりCASIOが出しているSL800です。残念ながら私は所持しておりませんが、ソレの厚さは0.8mm。恐るべき薄さです。0.8mmはSHARPも出しております。かつては、この2社で激烈な薄さ競争を繰り広げていたようです。 SL800の詳細な情報は「電卓博物館」でどうぞ。メーカー型番リストのところからたぐればすぐに見つけられます。こちらのサイトは電卓情報に関しては随一で、もちろんカード電卓情報もたんまりあります。 |
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